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-プロローグ-
私は猫が大好きです。幼いころから、猫に囲まれて生活していました。私にとって猫と一緒に過ごす時間は、とっても幸福な時と感じたのです。そして、この想いは猫好きの方なら誰しも共通するものであるということを知ったのです。そして、私の気持ちの中に、いつしか猫に関係する何らかの仕事に就きたいという思いが芽生えてきたのです。それに加え、猫とふれあえる素晴らしさを誰にも実感していただきたいとも考えるようになりました。・・・まだ幼いときの夢です。
-猫についてもっと理解したい-
幼いころの夢がみのり、私は猫に関係する職業に就くことができました。それまでずっと猫と生活していましたから、猫のことについては充分に理解していたつもりでした。しかし、仕事の現場において、猫について学ぶことが非常にたくさんあるということを知ったのです。猫のことは全て理解していたはずなのに、じつはその半分も分かっていなかった自分がそこにいました。学べば学ぶほど、猫という生体は奥深く、そして猫を愛でる気持ちは強くなっていきました。そこで私は思ったのです。猫のことを楽しく理解し、学べる場所があればどんなにいいだろうと。そしてその場所をつくりたいと、心の底からそう思うようになりました。「猫(にゃん)だ!PARK」の構想はそこから誕生したのです。
-アニマルセラピーを推進する-
猫に関係する職業を続けているうちに、私はあることを発見しました。それは猫とふれあっている人、そのすべての人の表情が柔和になっているということです。猫は人の気持ちまでも、やさしく変えていく、猫の不思議なパワー・・・、私はそう感じました。特に都会では人の心は凍えているといわれています。その閉ざされた心をやさしく溶かすような存在。心のオアシスともいうべき、憩いの存在。それが猫だったのです。動物を使って、心の病気を治療するアニマルセラピーというものがあります。私は「猫(にゃん)だ!PARK」をそのような空間にしたいと考えるようになっていきました。
-どなたにも楽しめる空間を-
アニマルセラピーを実践するため、私は老人ホームや福祉施設にボランティアとして猫を連れていくようになりました。障害者の方や、おじいちゃんおばあちゃん、みんな猫とふれあって、喜んでいます。そしてその方たちの笑顔を見て、心からよかったと思う私がいました。私は決断したのです。こうした方達にも「猫(にゃん)だ!PARK」にきていただきたいと。そして気持ちよく過ごしていただきたいと。そのために手話の勉強をしたり、通路を車椅子が通れる広さにしたり、凹凸のないフラットな床にしたり・・・。そして私の構想が、やっと具現化できる時がやってきました。また、私の周りには、様々なスタッフが私の考え方に賛同して集まってくれました。そして1999年2月22日に「猫(にゃん)だ!PARK」がついに始動したのです。どなたでも猫とふれあえ、楽しめる空間として。
私たちは猫が大好きです。幼いころから・・・。
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